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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
参道のあちこちで、寺院からの施しを求めて座っている人びとの
光景が見られる。















パシュパティナート

パシュパティナートは、ヒンドゥー教の聖地である。
参道には、いろいろなお店が並んでいる。











これまでの経路

ボダナートをあとにして、2キロメートルほど南西方向にあるパシュパティナートを目指すことにした。












この季節、ベンガル湾から吹き込むモンスーンが、ヒマラヤ山脈の南斜面に当たり、ネパールに大量の雨を降らせる。
だから、あちこち水浸しだ。
注意しないと、すぐに靴はグショグショになってしまうし、おまけに牛の巨大な糞の連続だ。












ヒンドゥー教では、牛も猿も神様だという。
だからというわけではないだろうが、人間と同じように堂々と通りを歩いているし、別に人を見て怖がるそぶりもない。
猿もまた同じだった。
しかし、露天に並べられた野菜や果物に口を近づけたとたん、店主は竹の棒で追い払っていた。
神様だからといって、さすがに売り物までは許してもらえなかったようだ。












ボダナート近くの市場にて