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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
レストランの奥にあると思われる厨房から、中華特有の活気が伝わってくる。
炒めものを中華鍋でやる時、シャモジで叩く音。
恐らくは、ネギか何かを中華包丁で刻む音。
熱くなった餃子の鉄釜に、勢い良く水を振り掛ける音。......................
料理が運ばれてくるまでのゆったりとした至福の時間である。
この時間帯はいつもこういう感覚に支配されるのだが、「遠いところに来てしまったものだ」とか「自分はこんなところで一体何をしているのだろうか?」......
もう15年くらい前、「深夜特急'97」のドラマの中で、「大沢たかお」ふんする沢木耕太郎氏が、イランの「アルゲバム」近くの塩の湖の畔で、夕暮れに向こう岸の街の灯りを見て「一体、こんなところで何をしているのだろうか?」と言ったあの感覚と同じかもしれない。
ただし、私はこの人達のようにカッコよくはないが..................
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