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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
道の向こう側のパゴダがよく見える席に私は腰を落ち着けた。
メニューを渡され「何か飲み物はいかが?」と進められ、反射的に「Coke」と答えた。
かなりの距離を走り回り、相当喉が乾いていたのと、コカ・コーラなら世界中どんなレストランでも置いていないところなどない。
そして、給仕さんがコーラを取りに戻っていったあと、おもむろにメニューを開けてみた。
「まただあ~!」
意味不明のミャンマー語の文字と、100だの80だの、恐らく料金と思われる数字が並べられている。
「わからん!」
次のページをめくると、今度はミャンマー語に代わって中国語ときた。
なるほど、周りの客が食べているものを観察してみると、いかにも中華料理ではないか。
特に私は中国語が話せるという訳ではなかったのだが、以前に何度も中国を旅行して鍛えられていたので、メニューの漢字は少し理解することができた。
「ではこれにしよう」
そして、「上海風チャーハン」と、「広東風焼きそば」。
こういう異国の地で、更に異国の料理を注文する時は、無難なメニューに限るのだ。

シュエズィーゴォンパゴダ
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