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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
何度も危ない思いをしながら、30分くらいでニャンウー村のはずれまで戻ってくることができた。
何だろう。この安堵感は。
昔、近所の少年たちと、自転車で遠出して道に迷い、見覚えのある場所まで戻って来れた時のあの安堵感と同じだった。
オレンジ色の街頭に照らされた道路が、周りの闇の中からくっきりと浮かび上がる。
その街頭の光に集まる蛾たちが、この暗闇の中にできたオアシスを喜ぶかのごとく乱舞して、霧がかかったように見える。
そして、ニャンウー村のメインロードで今夜の食事場所を探すのだった。
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