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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
このゲストハウスは、表通りから少しばかり中に入ったところに、白い屋根の付いた正面玄関があった。
ドアを開けると、すぐ目の前にあるカウンター越しに、2人の女性と目が合った。
とりあえず一泊で、安い部屋で構わないことを伝えると、今日は3人部屋しか空いていないのだそうだ。
「いくら?」と尋ねると、
「30ドル」と返事が返ってきた。
もうこの頃になると、私も「相場」というものが少しづつ解り始めていたので、ほとんど反射的に「高い!」と、頭の中で反応した..........
「もうちょっと、安くして..........」とニコッとして頼むと、おもむろに大きな電卓をカウンターの上に、ドンと置いて、何か考えながら数字を打ち込み始めた。
そして、反対にクルッと回して私に数字を見せた。
「22ドル」とそこには書かれてあったが、私の頭はまだ高いと反応している。
「15ドルではどう?..........」さらに言ってみると、意外にもあっさりと「OK!」の返事。
海外のゲストハウスではこんなことがいくらでもあるのだ。
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