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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
のどかな光景だ。
馬車のお兄さんが、時々、意味の解らない奇声を発して、むちでビシビシやっている。
馬車に後ろ向きに乗っているので、私からは延々過ぎて行く景色が、列車の最後尾から見るのと同じだ。
道は、パウダー状の砂が適度に踏み固められていて、馬車の大きな木製の車輪がはまってしまうようなことはない。
左右を見渡すと、木々の間から無数の寺院の搭が垣間見える。
大小様々で、しかも、近くに見えるもの、遠くに見えるもの、いろいろなものが相まって実に幻想的な風景だ。
生きている間に、この景色が見れただけでも十分満足できるだけの価値はある。
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