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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
定刻の30分前になると、先程チェックインの時にカウンターで作業をしていた見覚えのある女性が、どこからともなく現われて、待合室のドアにかかる鍵を開けた。
ドアと言っても、木で出来た枠にガラスがはめ込んであるだけの粗末なものである。
開ければそこはもう滑走路だ。
気の早い乗客がいち早く、ボーディングパスを女性に渡して半券をちぎってもらっていた。
そして、滑走路に出るや否や、見るからに立派そうなカメラをプロペラ機の方に向けて、パチパチやっていた。
席は決まっているので急ぐ必要は全く無いのだけれど、私もあとに続くことに..........
ちぎってもらった半券を受け取り、私も滑走路へ。
建物を出た途端、熱帯特有の生ぬるい風がギラギラした太陽光線を和らげる。
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