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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
フロントのセーフティーボックスから中身を返却してもらい、部屋に戻った私は、時間に押された心地よい緊張感から、自然と荷造りの作業が図った。
私のようなスタイルの旅行者は、リュックに適当に詰め込むだけなので5分とかからない。
忘れ物がないかチェックして、ついでに洗面所の余っている新しい石鹸も詰め込む。
これから行くミャンマー中部あたりは、恐らくゲストハウスと言っても、場合によっては、石鹸すら置いていないかもしれない....................。
また、一つ思い出をあとにする。
部屋を出ていく時、いつもそう思う。
何故か理由も無くこの瞬間は、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」を無意識に口ずさんでいた。
今まで何回こういう情景があったことだろう。
「お世話になりました。」と心の中でつぶやいて211号室を去る。
そして、フロントにキーを返しチェックアウトし、ホテルを後にした。
「たぶん、ここもまた再び来ることは無いんだろうなあ~」
そして、マハバンドゥーラ通りまで出て、タクシーで空港へと向かったのだった。

シュエダゴォンパゴダの癒やされる参道
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