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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
相変わらず、このタクシーも含めて周りはみんな日本車ばかりだ。
それも一昔前の..........。
このタクシーも「カローラ」なのだが、年式が、私がかつて学生の時に乗っていた時代のものと同じなので、どことなく懐かしい。
学生時代は、食費を節約してでもガソリンを購入していたので、結局、12年乗って28万キロの走行距離で最後、解体屋に引き取ってもらった。
海へ山へと、あの車はどこへ行くのも一心同体となって「ナイトライダー」のごとく私を運んでくれた。
最後、解体屋のおじさんが乗った「カローラ」が遠くに見えなくなると、自然に涙があふれた。
だから、今こうしてあの時代の車に乗り、まわりも同じあの時代の車に囲まれていると、ふと私が乗っていたあの「カローラ」に再び会えるのではないかという気持ちが、フツフツと湧いてくる。
中古車として輸出され、ここでまた第二の人生を送っているのではないかと、まわりをキョロキョロと探してしまうのだ。
この街は、我々の世代にはたまらなく懐かしい記憶を引き出してくれる、そんな街なのだ。

シュエダゴォンパゴダ
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