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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
両替のレートが良いのか悪いのか、よくわからないまま、私は日本円で一万円札を小さな窓口に突っ込んだ。
本来だったら何軒かのマネーチェンジャーを回って、レートの比較をして、最も良い店で両替するのが「旅ルール」なのだが、今回だけはイスラム食堂のお兄さんに支払いを待ってもらっているので、仕方がない。
それにしても、いろんな種類のお金が流通している国だ。
出されたレシートにサインして、チャットの札束を掴んで食堂に戻った。
私は初めて見る紙幣を机に並べて、マジマジと珍しそうにしていると、食堂のお兄さんやイスラム教徒のお客たちもニコニコしながら私の方を見ている。
一枚一枚紙幣に書かれた数字を見ながら、紙幣をよりわけて「はい、420チャットね!」
またチャンスがあったら、いつかまた来てみたい食堂だった。
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