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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
車を降りると、自然に深呼吸したくなった。
大きく息を吸い、上方を見上げると、目の前にそびえ立つ「スーレーパゴダ」の巨塔が、圧倒的なスケールで目に入ってきた。
圧巻である!
下からライトアップされ、50メートルはあろうかと思われる黄金色の搭は、見る者すべての心を惹きつけていた。
カメラを持った欧米人や、信心深い仏教徒たちが、このサークル状の形をした寺院を取り囲んで、さかんにシャッターを切っている。
さて、今晩の宿だ。
店の前の灯りを頼りに、「地球の歩き方」の地図を見て、本をクルクル回して、現在地から目的地の方角に照準を合わせる。
そんなことをしている間も、荷物からは目を離せない。
治安が良いのか悪いのか?よくわからない。
なにせ、初めての国だ。
周囲の人々の視線に注意を払う。
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