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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
しばらくすると、前方にライトアップされひときわ黄金色に輝く「スーレーパゴダ」が見えてきた。
道中、ほとんど会話することもなかった運転手だが、おもむろに口を開き、どうやらどこに車を止めたいか聞いてきた。
私は、そのあたりならどこでも良かったのだが、タクシーを降りてから地図を見たかったので、スーレーパゴダのそばにある「MTT」ミャンマートラベルツアーズのオフィスの方を指差して、その前に停車するように伝えた。
そこならば、私が今夜の宿に目星をつけているゲストハウスの場所も聞けるだろう。
タクシーは結果的に、快適な道中だった。
最後も、チップを要求されることもなく、運転手は下車する私の方を見て少し微笑みながら「See you」と言ってくれた。
すごく気持ちの良い対応だった。
ほんのささやかなことだけれども、直感的に「いい国だ」と思った。
「いい人々だ」とも思った。
ミャンマーというと、最初から情報が少ないこともあり、身構えていたけれど、なんとなく、ゆったりとしたスローな、いい旅ができそうな予感がするのであった。

スーレーパゴダ
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