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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
到着フロアには、出迎えの人々や、外国人旅行者目当ての客引きたちで、ごった返していた。
さあ、どうするか?
ここで、いつも本能的に参考にしているのが、白人たちの動きだ。
何故かいつも、白人たちが相手にしているものはまともな事が多いように思う。
単なる偶然なのか?
それとも「ロンリープラネット」の記事が良いからなのか?
本当に、彼らはよく研究していて、しかも鋭い。
目が利いている。
割の合わないところには、彼らは絶対に近づかない。
それと、たとえそれが1円の誤差のような問題であったとしても、曖昧にするようなことをしない。
納得いくまで時間をかけて口論しているのをあちこちの国でよく見かけた。
とにかく、ここも、白人の三人連れが立ち寄って何か話しているカウンターに、私も近づいてみた。
後ろから、さり気なく観察していると、どうやら明日の国内線のチケットについて、尋ねているようだ。
応対している、まだあどけなさの残る「タナカ」を頬に塗った女性も、きちんと英語でやり取りしている。
まあ、ここで良かろう!ちょっと、聞いてみるとするか。
とにかく、重いリュックを足元に置き、一息つく。
2、3分して、先ほどの三人組が立ち去った後、「タナカ」を塗った女性は、今度は当然、私に何か売り込んできた。
「TAXI」「HOTEL」..........
私の場合は、今日の宿は、「地球の歩き方」で、それなりに予習して、ある程度の目星はつけてあったので、とりあえず街までのタクシーだ。
「空港バスは無いか?」と尋ねても、「NO!」
素っ気ない返事。
仕方が無いので、街までのタクシー代を聞くと、「3US$」
早く消化してしまいたい「FEC」は、駄目だそうな。
「タナカ」の女性は、先ほどの群集の方を指差して、どうしても「FEC」が使いたければ、あの連中(白タク)に相談すると良いと言う。
どうやら、彼らは「闇両替」のような事もしているらしい。
でも、そういう類のものは、間違いなく損をするようにできているので、今回は近づかないようにしよう。

「タナカ」化粧と日焼け止めを兼ね備える
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