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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
タラップを降りると、そこは広々としたコンクリートでできた駐機場で、360度ほとんど山も見当たらない平野であることがわかる。
もうだいぶ傾いた夕日に照らされ、あちこちニョキニョキと浮かぶ入道雲の底辺のラインが、イヤに低く見える。
なぜか、目を細めて太陽の方向を見る。
暑さを確認したかったのか、日本の太陽とは違うと実感したかったからか..........
他の客も、はしゃいでカメラなど撮っている者もいる。
やがて地上職員に促され、空港の建物の方へと乗客らは数珠繋ぎに、しかもゾロゾロ歩いてゆく。
飛行機の中は、南国と言えども意外に冷えるので、私はいつも薄めのジャンパーを着ているのだけれども、このあたりから徐々に吹き出してくる汗に、たまらずそれを脱いで半袖状態になった。
建物の入口を入ると、もうそこはすぐイミグレーションになっていた。
各所に、肩から機関銃をさげた鋭い目つきをした軍人が立っていて、何か物々しい雰囲気がある。
この国は、軍事政権で特に有名であるが、やはりそのことが関係しているのだろうか?
入国審査のブースは4つ開けられており、適当にみんな並んでいる。
私も、適当に一番右端の列に並んだのだが、これがまた前になかなか進まない。
じっと観察していると、一人5分くらいかかっている。
どの列も10人くらい並んでいるから、通過するのに1時間くらいかかりそうだ..........

チャイティーヨーパゴダ
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