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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
最終目的地までに何カ所か経由してゆく便でいいところと言えば、なんと言っても食事が何回も出てくるところだ。
特に、到着時間が深夜になる時などは重宝する。
マズいだの、種類が少ない、量が少ないなど、いろんな事を言う人もいるが、私は結構これが気に入っているのだ。
ただ、今回の座席はエコノミーのほぼ最前列なので、前のビジネスの席の料理がチラチラと見える。
こっちはトレーにのせられた「弁当箱」みたいなものだが、向こうは違う!
なにせ、一応コース料理になっているので、いちいちお皿で出してくる。 
うらやましい!........ような気がする。
本来、私はあまりそうゆうような願望は強くないのだが、こうビジネスと接近した座席では、流石に差を感じてしまう。
という私も、今までに何度かビジネスには乗ったことはあるのだが、遠い昔にこんな滑稽なことがあった。
私は、大阪の枚方市に学生時代からの友人エヌ氏がいるのだが、もう15年くらい前になるだろうか?
かかってきた電話で、たまの週末何かパーと遊びに行こうという事になり、まだバブルの余韻も冷めきらないなか、ソウルへ土日1泊2日で観光に行こうという事になった。
KIXのフライト時間は16時、NH177便、OZ9113との共同運行便。
あの頃は、今はやりのLCCなど無かったので、チケット代は結構な値段がした。
今から思うと馬鹿げているが、バブルというのは恐ろしい!
その時は何とも思っていなかった。
エヌ氏も私も、土曜日は午前中、12時まで仕事をしていたので、16時フライト時間というのは、ややシビアーな時間だった。
案の定、2人とも締め切り間際の1時間前にカウンターに滑り込んだのだが、NHの職員から意外な答えが!
「今日はエコノミー満席ですから、ビジネスにアップグレードさせていただきます。」
オーバーブッキングだったのだ。
ラッキーではないか~!!
昔からそうであるが、エヌ氏と連んでいると、不思議といつも幸運なことが舞い降りる。
喜び勇んで、ゲート前まで行き、30分前には優先搭乗!
シートに座ると、やはり全然違う!
エヌ氏も感激している!
さあ、次はどんな食事が出てくるのかな?
エコノミー料金なのに、図に乗っていた私達はその後、下界に突き落とされることになったのである。
周りのビジネスの客は当然コース料理だったが、自分達だけあの「弁当箱」が出てきたのだった。
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