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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
深い眠りから醒めたあとの、不思議なまでの軽快さに後押しされて、自然と足はホテル前の通りへと向かっていた。

街灯が少ないために、街全体は薄暗い感じだったが、かえってそれが、所々に店を構える屋台の灯りを引き立てて、まるで闇夜の海に点在するイカ釣り漁船のように見え、私の心の中の旅愁を刺激した。

少し歩いて、私は気に入った一つの屋台の丸イスに腰かけた。
歩道上に即席で設けられた屋台に、丸イスが並べられただけの店だったが、先客が食べているそのラーメンが、妙に、日本のラーメンに似ていたという理由だけで選んでしまったのだ。

ワットプラマハータート
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