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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
アユタヤまでは、約1時間の鉄道の旅だった。

日本でも、私は頻繁に鉄道を利用するのだが、この鉄道はどこか様子が違う。
そして、どこか懐かしい。

客車が全般的に古いからなのか?
いや、そんなことでは無い。
私は、何故そう思うのか、その場でじっと考えてみた。
..............
しばらくは、よくわからなかった。

汽車がアユタヤにそろそろ到着しようと、減速し始めた頃、ふとしたことが頭をよぎった。
「この匂いだ!」
それまでは、列車の速度が速すぎて、車内に吹き込む風が強いため、よくわからなかったのだが、確かに、この「匂い」がそう思わせる源だった。

1960年代に、小学校に通った経験がある私達の世代ならよくわかるのだが、この客車は床が木製で「油引き」がされていたのだ。
そしてその独特の「オイル」の匂いだったのだ。

アユタヤ遺跡
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