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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
いよいよ、今夜がミャンマーでの最後の夜だ。
ホテルへ戻って休むことも考えたが、何故か「もったいない」という感情がこみ上げてきて、もうひと歩きすることにした。

激しい雷雨が通り過ぎるのを、電話局の建物の中で待ってから、私はヤンゴンで最も大きいと言われる「ボージョーアウンサンマーケット」へ向かうことに。

今いるスーレーパゴダから大通りを北へ500メートルほど行き、ヤンゴン中央駅の前を左折し、ボージョーアウンサン通りを西へ向かい、更に200メートルほど歩くと、イギリス植民地時代に建てられたという一際目立つ建物が見えてくる。

中央の入口から入ると、内部は薄暗くヒンヤリしていて、奥へと続く通路と左右に枝葉状に別れる細い通路には、とにかくビッシリとお店が並んでいる。

私は、あてもなくさまよって歩きまわった。
別に、買いたい物がある訳でも無かったが、「一カ所でも多く見てやろう」という気持ちが強かったのだ。

ここの市場は、ホーチミンの「ベンタイン市場」や、イスタンブールの「グランドバザール」とよく似ていた。

ところ狭しと商品が並べられていて、人とすれ違うのも大変なくらいだ。
カバンや陶器、じゅうたん屋、画廊、..............
無いものなど無いだろう。
「小さな物で、何か記念になるものは..............」
そして、ある小さな雑貨屋に入った時だった。
どこか見覚えのある顔が、そこにあったのだ。
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