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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
私の乗っているバスは、もう完全に市内に帰ってきたのだが、行きのバスに乗っている時、この辺りでは乗客があまりにも満員だった為に、周りの景色を記憶しておく余裕が私には無かった。

だから、もう市内中心部だという事は分かっていても、自分の降りたら良いバス停がどこなのか全くわからないのだ。

それで、隣りの席に座っていた黄色い袈裟を着たお坊さんに尋ねてみた。
「スーレーパゴダは、まだですか?」
ニコッとしながらミャンマー語で何か答えてくれたが、
「まだだ」という事だけは理解できた。

「スーレーパゴダは目立つし、もし通り過ぎたとしても、バス停一つくらい散歩がてら歩こう!」
それより、このすし詰め状態で、出口まで行けるかどうかの方が問題に思えた。
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