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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
何故、わざわざこんな川の中洲に寺を建てたのだろうか?

かつて、ここに重要な政府の機能を置いて、敵国の侵略から防衛し易くするためなのか?
それとも、日本の禅寺のように、僧や信者の修行のために、わざわざ過酷な条件下に設けたのだろうか?

しかし、そのような思惑とは裏腹に、ゲートをくぐり抜け境内を散策すると、別世界のリゾート気分が味わえる。
しかも、ヤシの木まで植えてある。
太陽が降り注ぐパラダイスのようなところだった。

たぶん、実際のところは、他のミャンマー各地のどこにでもある寺院と、そんなに大差は無いのかも知れないのだが、この周囲の景色とのギャップとでも言おうか..............。
周りとのあまりの違いがそう思わせる「錯覚」なのかもしれない。

どちらかというと、このチャウタンの村の周辺はのどかな、悪く言うと殺風景なところなのだが、そのようなところに、いきなり「きらびやかな別世界」だ。
そして「空気が違う」のだ。

別に遠くに行かなくとも、「違う空気」を味わうことは出来る。
距離が近くても、その間に横たわる「障壁」が、高ければ高いほど、その人間にとっては、より新鮮な「違う空気」を味わうことが出来るのだ。

その点において、この「水中寺院」は、典型的なしかも強力な「違う空気」を持っていた。

水中寺院の中では、みんな天国なのだ
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