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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
残りの乗客のほとんどは、私と同じ「水中寺院」に参拝するために、この「チャウタン」のバス停で降りた。

バス停は、小さな集落の中にあって、お客たちは村の脇を流れる川の岸を目指してゾロゾロと歩き出した。

私も、なんとなく人々のあとをついて行くと、いきなり視界が大きく開け、対岸の方へと目をやると、川の中洲にパゴダが建っているのが見える。

後で知ったのだが、この「水中寺院」の名前は、「イェレーパゴダ」だった。

岸に着くと、渡し舟の船頭たちに取り囲まれたが、見ると「渡し舟」は一隻しか見当たらず、どの男達も同じ「10チャット」としか言って来ない。

どうやら、この水中寺院が経営している舟のようだ。
しかし、10チャットとは、また何と安いことか..............。
日本円で、1円だ。
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