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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
次の日、実質残された1日を使ってどこかヤンゴンの郊外へ日帰りで出かけることにした。

朝食のバイキングで昼食の分まで、腹いっぱいに食べて、最後にコーヒーを飲みながら、テーブルにヤンゴン周辺の大きな地図を広げた。

日帰りできそうなところというと距離的に限られてくるのだが、南に30キロほど行ったところに、何カ所か小さな街がある。

全く情報が無かったのだが、とっさにコーヒーをつぎにきてくれたボーイさんに尋ねることにした。

「このあたりの街には、何か観光できそうなところあるの?」
地図の中の街を指差して私は尋ねた。
ボーイさんはしばらく考えていたが、「チャウタン」という街を指差して答えた。
「この街には、面白い寺院がありますよ!」
「どう面白いの?」
ボーイさんは、持っていたペンで紙ナプキンの裏に、何か図を書き始めた。
「この街を流れる川の中に中洲があって、その中洲が丸ごと寺院になっているのですよ」
「そこには渡れるの?」
「もちろんですよ!」

その話を聞いて、もう私はこみ上げてくるワクワク感を抑えることは出来なくなっていた。
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