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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
幸いなことに、「タイ国際航空」のオフィスは、私がいたカフェの目と鼻の先だった。
ちょうどスーレーパゴダを挟んで反対側の角の目立つところにあるのを、私は偶然覚えていたのだ。

こちらのオフィスは先ほどとは比べものにならないくらい垢抜けていて、職員もテキパキして親切だった。
「予約を取りたいのですが..............」
「チケットはお持ちですか?」
「ええ、」
私は、ブルーの表紙の付けられた「IATA」のチケットを差し出した。

「いつの便がご希望ですか?」
「ええ、できれば明日がいいのですが..............」

「あいにく、明日は二便とも満席です」と言って、画面から顔を上げて私の方を見た。
「明後日は?」
「それなら二便とも大丈夫ですよ」
私は午前の便「TG304便」を選び、日付の空けてあったチケットの上に、今度乗る予定の便のデータの書かれたシールを貼り付けてもらった。
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