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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
食事の間中、注文を取りに来た例のフロントの中年男性以外、人を見ることは無かった。
ひっそりと静まり返ったレストランで、黙々と私は空腹を満たしていったのだが、そのおかげで、年代を感じさせる置物や壁に掛けられた掛け軸など、確かに「中華」を実感出来る室内装飾を見ることが出来た。

料理を口に運び終わると、口が咀嚼している間、目は自然と周りの光景を楽しむようになっている。
そしてまた、口の中の物を飲み込み終わると、料理の方に目が行く。
これを何回か繰り返すうちに、部屋中の物をすべて物色することが出来た。
特に周りに人が居ないので、雑然が取り払われて、色々なことに想像力が働く。

「何故、わざわざここに中華が..............?」
単にこのレストランのオーナーが中華料理のシェフというだけのことなのか。
それとも、この地域がもっと歴史的事実に基づいて中国と深い関係にあるのか?

しかし、私の持つ「感覚」からは、ミャンマーというと、あまり「中国」とは結びつけにくいものがあるのだが、持っていた地図を開けてみると、この国の北側半分は確かに「中国」と国境線が接している。
私は、これを書いている時点では、ミャンマーと中国との関係の歴史については全くと言ってよいほど知識がない。
過去に中国の侵略を受けたことがあるのだろうか..............。

例えば、ベトナムを例に挙げると、過去2000年の間に、50回、中国は南進してベトナムを一時占領している。
平均すると、40年に一度という計算になる。

ベトナム中部の街フエなどに残る古い街並みの中国風建築からも、過去の北からの侵略が容易に想像出来る。


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