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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
私がパゴーで選んだのは「シュエ.シーゼンモーテル」
シングル一泊13ドル、エアコン付き。
一泊2ドルのホテルもあるにはあったが、湿度100パーセント、この地獄のような蒸し暑さだ。
今晩は、この「エアコン付き」という言葉に負けてしまった。

例のインド系の女性の案内で、すぐにホテルの前に到着することができ、約束の15ドルを払うと、彼らは再び暗闇の中に消えて行った。
受けた親切が心の中にしみて、小さくなる車のテールランプからなかなか目を離すことが出来なかった..............。

パゴーの街に入ってから、ずっと考えていたことなのだが、この街は一軒の家と家の間隔がやたらと開いている。
今は夜だから余計にそう思うのかも知れないのだが、周りを見渡しても、隣の建物らしきものは全く見当たらず、底知れぬ闇に包まれている。
今さら、他のホテルなど見つけることは不可能に近い。
「もし、満室で断られたらどうしようか..............」

やけに静かなフロントの方向を見て、不安が頭をよぎった。
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