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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
私の記憶が確かなら、それは確かNWの69便だったような気がする。
ターミナルで突然アナウンスが流れ、今、風が止んでいるので、今からお客を機内に入れて出発するという。
さすがに国際線だと思った。
根性でも、欠航させない。
台風でこれだけ風が吹いたら、国内線なら間違いなく欠航だ。
でも、飛び立つ前にまた風が強くなったらどうするのだろうか?
不安というものは、だいたい的中するように出来ている。
機体が誘導路を数百メートル進んだところで、妙な止まり方をした。
その後は待てど暮らせど動かない。
CAによる機内アナウンスでは、風が止み次第飛ぶという。
10分、20分、30分、...............
誘導路に止まったままの機体の中で、無情にもどんどん時間が過ぎてゆく。
1時間くらいたった頃だろうか、今度はアナウンスで、機内の冷房を切ると言いだした。エンジンに良くないらしい。
おりしも季節はお盆。
その後、機内が蒸し風呂になるまで、そんなに時間はかからなかった。
(つづく)
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