FC2ブログ
「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
機体がゆっくりと北ウイングの建物から
離れてゆく。
いよいよ期待で胸が高鳴る。
今日は北向きか南向きか?
その日の風向きによって、離陸する方向が全く逆である。
南に向かうのに、どうやら今日は北向きのようだ。
この場合、離陸して大きく旋回しなければならない。わずかな事のようだが、これが結構到着時間に響いてきて、10分は軽く余分にかかる。
特に、現地到着が深夜の場合、なんとなく焦ってしまう。
でも10分くらいのロスなら序の口だ。昔こんな事があった。
今は無き夕刻発のNW機でマニラに向かう時、折りしも大型台風が白浜付近を通過中ということもあり、ターミナルでさんざん待たされた上、ようやく滑走路に出たのが一時間半遅れの19時。
このまま順調に行っても、マニラには現地時間22時を回ってしまう。
窓から滑走路を見ると、横殴りの暴風雨が吹いて真っ白になっている。
やばい!
不安は的中し、機内アナウンスで、風がやむまでここで待機するという。
まあ5分くらいだろうとナメてかかっていた私はその後の悲劇を味わうことになるのです。(つづく)
スポンサーサイト