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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
サルの反撃は青年にダメージを与えるには十分だった。
理屈からすれば、リュックを返せばそれでこちらからはもう何もしないのは明白な筈なのだが、サルにはそういう理論は通用しない。
サルからすれば、身に危害が加わると思ったのだろう。
青年は腕に大きな傷を負い、血がポタポタと滴ってきたので、私はたまたま持ち合わせていたバンドエイドを貼って、青年のタオルで縛って圧迫止血した。
これでとりあえず、ポッパ山登山は続けることが出来たのだが、この辺の細菌は侮っていると後で怖いので、後でゲストハウスに帰ってから、旅の時にいつも携行している抗生物質を青年に手渡したのだった。

頂上にて
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