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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
南国の早朝はどこもよく似ている。
お決まりのように、どこからともなく鶏の鳴き声が響き、早起きの女性が自分の家の前の道に、夜の間に無造作にたまったゴミを、大きなホウキで「シャー、シャー」と音を立てながら掃除している。
大概は夕刻にやってくるスコールなどが綺麗に洗ってくれるので、ほおって置いてもよいものだが、昨夜は全く降ったような形跡はなかった。
少し街の中心の方に向かって歩いてみると、道の左右にこんな朝早くから「朝飯屋さんの屋台」がオープンしていて、ビーチパラソルのもと、何か鉄板で料理を始めていた。
もの珍しく眺めていると、全くわからないが「食べていって」と言わんばかりに、私に向かって手招きする。
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