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「深夜特急」の世界に憧れて (回想録 XX年)
では、そろそろ前に進むとするか。
次は、例のボーディーチェックだ。これ以上進むと、基本的にはもう戻るのは困難だ。
昔、それも相当前であるが、まだ私が学生の頃、家庭教師のバイトで貯めた金で、清水の舞台から飛び降りるつもりで買った中国行きのチケット。それもまだ中国の「地球の歩き方」の本が、赤い表紙だった頃(今は全部黄色)、出発の前の晩、不安と期待の交錯で一睡もできなかった。
まだあの頃は、海外の一人旅など珍しいものだったし、ましてや文化大革命が終わってまだたいして時間が経っていなかった中国。
大学の卒業がかすかに向こうに見え、なんとも言えぬ焦りを感じていた私は、社会に出る前にもっと何かしなければ!
それで決めたのが中国の奥地への
個人旅行だったのだ。
中国の沿岸部へは、船で一度行っていたが、内陸部ははじめてだ。
ただ、清水の舞台から飛び降りたのは良かったのだが、日が近づくにつれ、言葉に言い表せない不安に襲われることがあり、止めるのだったら今のうち、今ならまだキャンセル料がかからない.....
あれこれと止める理由を探しつつも、とうとう、あの当時の大阪国際空港、伊丹空港の金属探知機をくぐり抜けたのを懐かしく思い出す。
お恥ずかしいことに、この前の旅行の時、検査官に指摘されて初めて知ったのだが、日焼け止めやシャンプーなどは、透明のジッパー付きのビニール袋に入れておかなければいけないそうだ。検査官さま、どうもすいません!
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